IEEE802.11 の新しい規格が出るたびに言ってる気も若干しますが、
次の規格、Wi-Fi 6E は今までとはスケールが大きく異なります。
Wi-Fi 6 までの機能を踏襲し、加えて6GHz帯の新しい周波数に対応します。
これによって、干渉がほとんど無い6GHz帯で広い帯域幅を利用し、高スループットなWi-Fiを実現することができます。
もちろん、今までの2.4GHz, 5GHz もそのまま利用することができます。
以下の図の例の中で、現実的なパターンである、
2ストリームの端末に2.4GHz : 20MHz幅、5GHz : 40MHz幅、6GHz : 80MHz幅のWi-Fiを提供すると
約2.1Gbpsを実現することができます。
AP当たり1Gbpsを超えるWi-Fiというのが、かなり現実的になってきました。
つまり、アップリンクのスイッチも、2.5G、5G などの
Smart Rate, Multi Gigabit への対応が求められるうようになってきます。
この辺りは、また後日記載したいなと思います。
前置きが長くなりましたが、
このWi-Fi 6E についてのArubaの取り組み、プロトタイプを使ったデモを、
先日のNetworking Field Day 25(NFD25)で実施しています。(リンクは
こちら)
Wireless Chief Technologist のChuckによるWi-Fi 6Eの現状、プロトタイプを使ったデモはこちら↓
Prepare for 6 GHz: Actionable Guidance for Wi-Fi 6E from Aruba古くからAruba APの責任者を務め続けているOnnoによるArubaの取り組みはこちら↓
Aruba Wi-Fi 6E APsその他、NFD25では、Aruba EdgeConnect (Silver Peak) を使ったEdge to Cloud のネットワークアーキテクチャなども紹介していますので、
興味がある方は是非ご覧ください。
全て英語ですが、動画なのでなんとなくわかると思います!(デモとか)
また、参考までにChromeをご利用の方は、
自動字幕起こし機能 を使うことで、少しわかりやすくなるかもしれません。
日本ではWi-Fi 6E の6GHz帯利用についての整備がまだこれからなので、そちらも早く準備が整うことを期待したいです。
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Keita Shimono,
Aruba Japan SE Manager & Airheads Leader
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