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HPE Aruba Networking のソリューション、ネットワークマーケットに関する日本語ディスカッションフォーラム

People move. Networks must follow.

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  • 1.  People move. Networks must follow.

    EMPLOYEE
    Posted Jun 02, 2021 04:36 AM
    私がArubaで2番目に好きなカルチャーが、"People move. Networks must follow." です。

    意味は英語そのままの方が伝わる気もしますが、
    日本語で噛み砕くと、「人は動くものだから、その人が使うネットワークは人の動きに合わせてついていくべきだ」というような意味になります。

    Arubaの設立当初は、まだまだレガシーな有線LANが中心で、ネットワークはスイッチのポート中心(port-centric)で考えられることがほとんどでした。
    このポート中心の考えから、ユーザ中心(user-centric)な考えを実現するためにArubaが誕生したと言ってもいいぐらいです。
    このユーザ中心のネットワーク= "People move. Networks must follow." です。

    では、この "People move. Networks must follow." をテクノロジに落とし込むとどうなるのかというと、
    物理的なポートに縛られないWi-Fiになりますが、単純なWi-Fiだと意味がありません。
    例えば、企業の中で部署ごとにWi-FiのSSIDを分けているケースもありますが、それだと結局はSSIDに縛られて、
    "People move. Networks must follow." を実現することができなくなります。

    Arubaは "People move. Networks must follow." を実現するために次の2つの機能を考えました。

    1. 複数のアクセスポイントをコントローラで集中制御する
    2. ユーザ接続時にユーザの属性情報を元にネットワークポリシーを適用する

    1 のコントローラ型のWi-Fiは今や多くの企業向けWi-Fiベンダーが提供しているモデルになります。
    2 はネットワークでのロールベースのアクセス制御(Role Base Access Control = RBAC)のことで、最近ようやく他からも聞く様になってきましたが、
    Arubaは古くから実装していた機能になります。
    ネットワークでRBACを実現することで、ユーザは1つの企業から提供されたWi-Fi (=SSID)にアクセスするだけで良く、
    ネットワークがユーザを見分けて、的確なネットワークへのアクセスを提供できるようになります。

    具体的には、ネットワークアクセス時にユーザ認証をすることで、認証元データベースのユーザ属性値に従ってネットワークポリシー(ロール)を提供することになります。
    ArubaのRoleについての具体的な内容はこちらもご参照下さい。

    今では、有線LANであっても、ポートに縛られないカラーレスポートのソリューションも実現できています。
    ポートに色がない(port-centricでは無い)という意味で、接続デバイスに応じたポリシーを提供することができます(詳細はこちら

    これからも、クラウド管理のCentral、SD-WANのSilver Peak など、様々なソリューションで
    "People move. Networks must follow." をお届けしていきたいと思うので是非ご期待下さい。

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    Keita Shimono,
    Aruba Japan SE Manager & Airheads Leader
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