Central のAPのベースサブスクリプション(Foundation)に含まれているゲストアクセスの機能であるCloud Guestをご存知でしょうか。
Cloud Guestは、オンプレで機能リッチなClearPassのゲストアクセスをかなり移植しているので、とても機能が豊富です。
Centralをご利用中で、フリーWi-Fiなどゲストアクセスが必要な方は、
是非、Cloud Guestを試してみて下さい!
今回は特徴的な機能をいくつか紹介します。
利用規約の確認だけ+広告画面表示まずは一番シンプルな、利用規約の確認、同意だけするゲストアクセスが提供できます。
利用規約はもちろんカスタマイズ可能です。
ついでに、広告などの画面(クリックすると特定のURLへアクセス)も表示できます。
この画面は、他のゲストアクセスでも同様に表示可能です。
登録型+メール/SMSで本人確認誰が利用したのかをきちんとトラッキングしたいというニーズは多くあると思いますが、
メールアドレスを登録するだけだと、そのメールアドレスが有効かどうかわかりません。
そんな時は、メールアドレスやSMSのショートメッセージに確認用コードを送ることが可能です。
メールの場合は、
"メールで確認用のURLを送付"→"そのメールを受信するために一時的にゲストアクセスを許可"→"確認用URLアクセス後に期間を延長する"
といったことができます。
SMSの場合も、Centralだけで対応できるので、外部のサービスは不要です。
実際の画面はこのようになります。
登録型+スポンサー承認型
Cloud Guest の少しユニークな機能に、スポンサー承認型というのがあります。
このゲストアクセスでは、自分のメールアドレスに加え、スポンサー(承認者)のメールアドレスを入力します。
そうすると、スポンサーに自動的にメールが飛び、スポンサーが承認することでゲストアクセスが利用できるようになります。
このゲストアクセスは承認無しでは利用できないので、自己登録だと誰でも利用できてしまう問題を防ぐことができます。
こちらが利用者の画面↓
こちらがスポンサー用の承認画面です↓
ソーシャルログインゲストアクセスのログインにSNSを使ったものをソーシャルログインといいます。
Centralでは、Facebook、Twitter、Google+、LinkedInのSNSに対応しているので、
簡単な設定でこれらのソーシャルログインによるゲストアクセスを提供できます。
Facebook Wi-Fi 最近聞くことが減りましたが、Facebook Wi-Fiにももちろん対応しています。
Facebook Wi-Fi は、Facebookの特定のページにチェックインする形でゲストアクセスにログインするため、
利用者のFacebookにそのチェックイン通知を出す、といった広告用途に利用することもできます。
その他のチューニング系機能ゲストアクセスのアクセス方法以外にも、以下のようなチューニングも簡単に行うことができます。
・セッションタイムアウト(連続利用時間)
・同じユーザIDを使った同時アクセス数の制限
・1日当たりの利用制限(時間、データ量)
あとは、Cloud Guestはクラウドとの疎通が切れたら利用できないため、
"Allow Internet In Failure"の設定(Cloud Guestと通信できないときはアクセス許可)をすることも可能になっています。
このように、かなり機能リッチなCloud Guestを使って、皆さんに合ったゲストアクセスを是非提供してみて下さい。
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Keita Shimono,
Aruba Japan SE Manager & Airheads Leader
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