VCの機能はInstant APの機能なのでCentralとは直接的には関係ありません。
Instant AP(IAP)は同一管理セグメントに接続しているIAPどうしでクラスターを構成し、その中の1台がVCとして動作します。既存でVCがいる環境でIAPを同一管理セグメントに追加すると自動的にVCの管理下に入ります。
IAPの詳細はマニュアルやアカデミーのセッションなどもご参照下さい。
ご連絡頂いている構成の場合、新規に追加するIAPを本番環境に接続すれば、本番環境のVCの管理下に入ります。
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Keita Shimono,
Aruba Japan SE Manager & Airheads Leader
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Original Message:
Sent: Mar 05, 2023 12:54 AM
From: athirano1
Subject: Aruba Central管理のIAPの別拠点でのキッティングについて
こんにちは、Aruba CentralでAP-515などを管理しています。(IAPのFirmwareは、8.6系など)
本番運用している顧客拠点向けの予備機の準備を、自社の拠点で行いました。
--環境--
■予備機のキッティング前
・Aruba Central上で、予備機のデバイス登録を実施
・Aruba Central上で、本番運用している拠点のグループに所属させる
■予備機のキッティング(インターネット接続前)
・ホスト名、IPアドレス、サブネットマスク、DNSサーバのIPといった
show ap-envコマンド表示される項目について手動設定。
・追加で、本番拠点のVCのアドレスを設定
■予備機のAruba Centralへの接続
・本番運用の機器と同じプライベートアドレスのNWを作り、ルータでNATしてインターネットに接続できる環境を用意
(添付図参照ください)
・予備機を接続してAruba Centralとの接続開始
--実施結果--
IAPはAruba Centralと通信を開始して、configの同期が行われました
(show ap debug cloud-config-received コマンドでも結果OKという表示が出て、
Aruba Centralの上でも、Swarm Configuration Sync Successfulという表示になりました。)
ただ、アドレスが同じとはいえ全く別拠点なので、予備機は本番拠点のVC配下には入らずに、
IPアドレスが同じで独立したVCとなりましたが、これは仕様通りと考えてよろしいでしょうか。
予備機を現地に発送すれば、本番環境のVCに組み込まれると考えて良いでしょうか?
よろしくお願いします。
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