Original Message:
Sent: Jan 15, 2025 12:58 AM
From: kshimono
Subject: [Central] Personal Wireless Network の設定概要
何度もピンポンになってしまい恐縮です。
設定グループはAOS10のグループになっていますでしょうか。
ご記載いただいている通り、AOS10.4以降でサポートされており、
設定グループもAOS10である必要があります。AOS8の設定グループをお使いでしたら表示されないのが正しい動作となります。
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Keita Shimono,
Aruba Japan SE Manager & Airheads Leader
Original Message:
Sent: Jan 15, 2025 12:49 AM
From: takuya.tamo
Subject: [Central] Personal Wireless Network の設定概要
ご確認ありがとうございます。
説明不足で申し訳ありません。
WPA3の件は、Cloud ID Storeの設定確認のためにセキュリティレベルをエンタープライズに合わせると
プライマリサーバーにCloud Authがちゃんと表示されるためCloud ID Storeは正常に設定されていると思っております、ということを申し上げたかったです。。。
MPSKの設定はセキュリティレベルをパーソナルにしてMPSK AESを選択しているのですが認識合っていますでしょうか。
当方の環境では下記画面のような表示になりますが本来はここでプライマリサーバーにCloud Authが選択できると認識しております。

Original Message:
Sent: Jan 14, 2025 03:57 PM
From: kshimono
Subject: [Central] Personal Wireless Network の設定概要
確認不足で失礼しました。
仕組み上WPA3ではMPSKをサポートしていないのでそれが設定できない原因です。
MPSKを利用される際はWPA2でご利用下さい。
Original Message:
Sent: 1/14/2025 10:07:00 AM
From: takuya.tamo
Subject: RE: [Central] Personal Wireless Network の設定概要
ご連絡ありがとうございます。
ユーザーアクセスポリシーのCloud ID StoreはEntraIDに接続済みです。
WLANのセキュリティ設定でWPA3エンタープライズを選択しますとCloud Authが選択できますがMPSK AESではやはり表示されません。
(ちなみに「パーソナル無線ネットワーク」も表示されません。。。)
ユーザーアクセスポリシーを一度「リセット」して再度Entra IDに接続してみましたが症状は変わりませんでした。
Original Message:
Sent: Jan 14, 2025 08:24 AM
From: kshimono
Subject: [Central] Personal Wireless Network の設定概要
「セキュリティ > 認証およびポリシー」 でユーザーアクセスポリシーの設定はお済みでしょうか。Cloud Auth の MPSKはユーザーアクセスポリシーでCloud ID Storeの設定は必要になります。
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Keita Shimono,
Aruba Japan SE Manager & Airheads Leader
Original Message:
Sent: Jan 14, 2025 06:33 AM
From: takuya.tamo
Subject: [Central] Personal Wireless Network の設定概要
Named MPSKを試してみようと思いAruba CentralでWLANを作っていたのですがキー管理を「MPSK AES」にしてもプライマリサーバーに「Cloud Auth」が表示されません(テストで作成したRAIDUSサーバープロファイルは表示されます)。
何か事前の設定が必要なのでしょうか。それともAOS10.4以上のAPがCentral配下にないと「Cloud Auth」の表示がアクティブにならないのでしょうか。
Original Message:
Sent: May 21, 2024 09:01 PM
From: kshimono
Subject: [Central] Personal Wireless Network の設定概要
前回 Personal Wireless Network の概要について紹介しました。(こちら)
今回は Personal Wireless Network (PWN) の設定について簡単に解説します。
設定はとてもシンプルです。
MPSKは簡単のため、Named MPSK (Central Cloud Authでユーザを管理する方式)を使います。
- WLAN の設定でMPSKとPWNを設定する
- MPSK の設定に必要なロールを設定しておく
- MPSK を設定する(ここでステップ1で設定したWLANを指定する)
大まかには以上のステップだけで完了です。
1. WLAN の設定でMPSKとPWNを設定する
WLANの作成手順のセキュリティのところで、キー管理を「MPSK AES」、プライマリサーバーを「Cloud Auth」、パーソナル無線ネットワークを「有効化」します。
2. MPSK の設定に必要なロールを設定しておく
MPSKの設定で、ユーザ単位でロールを指定する必要があるので、あらかじめロールを設定しておきます。
ロールの内容はここでは省略します。
ロールの設定は、APグループのセキュリティタブで設定できます。
3. MPSK を設定する(ここでステップ1で設定したWLANを指定する)
最後にMPSKの設定です。ここではNamed MPSKを設定します。
グローバルレベルで「セキュリティ > 認証およびポリシー > 右上の設定」へ進み、「MPSKの管理」をクリックします。
次にMPSK ネットワークで新しい設定を追加します。ここで、ステップ1で設定したMPSKが有効なWLANを指定します。
追加後、右上のギアマークをクリックし、MPSKの設定を行います。
パスワードポータルはCloud ID連携の時に利用しますが、Named MPSKでは利用しません。
MPSKの設定でユーザを作成し、ステップ2で作成したユーザに適用するロールを指定します。
設定はこれだけで完了です。あとは、ユーザ毎のMPSK Passphrase をユーザに配布し、端末がそのPassphrase を使ってWi-Fi にアクセスするだけです。
動作確認
端末がMPSKを使ってWi-Fiへ接続すると、以下のようにMPSKに紐づいたクライアント名(ユーザID)が表示されています。
クライアントのセッション情報を見てみると、異なるPWN間(クライアント名が異なる端末間)の通信が拒否されていることがわかります。
端末がどのPWNに属しているかはCLIのshow commandで確認することができます。
※PWNの識別子をPAN IDと言います。PANはPersonal Area Networkの略でPWNのより一般的な言い回しです。
show ap association の表示結果の一番右列にuser-panidと表示されていることが確認できます。
AP-505# show ap associationThe phy column shows client's operational capabilities for current associationFlags: H: Hotspot(802.11u) client, K: 802.11K client, M: Mu beam formee, R: 802.11R client, W: WMM client, w: 802.11w client, V: 802.11v BSS trans capable, P: Punctured preamble, U: HE UL Mu-mimo, O: OWE client, S: SAE client, E: Enterprise client, m: Agile Multiband client, C: Cellular Data Capable - network available, c: Cellular Data Capable - network unavailable, T: Individual TWT client, t: Broadcast TWT clientPHY Details: HT : High throughput; 20: 20MHz; 40: 40MHz; t: turbo-rates (256-QAM) VHT : Very High throughput; 80: 80MHz; 160: 160MHz; 80p80: 80MHz + 80MHz HE : High Efficiency; 80: 80MHz; 160: 160MHz; 80p80: 80MHz + 80MHz <n>ss: <n> spatial streamsAssociation Table-----------------Name bssid mac auth assoc aid l-int essid vlan-id phy_cap phy assoc. time num assoc Flags DataReady UAC user-panid---- ----- --- ---- ----- --- ----- ----- ------- ------- --- ----------- --------- ----- --------- --- ----------AP-505 b8:3a:5a:91:e6:32 ee:42:00:6b:fe:4a y y 2 10 pwn 1 5GHz-VHT-80sgi-2ss-RVM 5GHz-VHT-80sgi-2ss 4h:12m:8s 1 WVRM Yes 0.0.0.0 4006073AP-505 b8:3a:5a:91:e6:32 d6:41:12:43:85:29 y y 3 1 pwn 1 5GHz-VHT-80sgi-2ss-RVM 5GHz-VHT-80sgi-2ss 4m:51s 1 WVRM Yes 0.0.0.0 3450429AP-505 b8:3a:5a:91:e6:32 62:e3:83:6c:a4:df y y 1 20 pwn 1 5GHz-HE-80-2ss-RVM 5GHz-HE-80-2ss 17m:15s 1 WVRM Yes 0.0.0.0 4006073Num Clients:3
上記でも端末のMACとPANIDの紐付けは確認できますが、
show ap mpskcache で、端末毎のMPSK関連情報を表示することもできます。
AP-505# show ap mpskcache ee:42:00:6b:fe:4aStation MAC address :ee:42:00:6b:fe:4aSeq no :1115Key :(6): 90 39 fd 85 b4 86ESSID :pwnName :ks@aruba.localRole :employeeServer :Not setVLAN :1To Del :0Expire :0sVlanhow :255Rolehow :0ACL Rule Index :229374User panid :4006073---:AP-505#
このように、設定もとても簡単なので、興味のある方は一度お試しください。
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Keita Shimono,
Aruba Japan SE Manager & Airheads Leader
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