各所でアナウンスしているNew Centralですが、皆様のお使いになっている環境でもデフォルトページが変更になって、さわり始めた方も多いのではないかと思います。
今回はNew Centralで更に強化されているAruba CXスイッチのモニタリング機能について一部をご紹介します。
① デバイスの概要ページ
New Centralではできるだけページ遷移なしで、1つのページで必要な情報にアクセスできるようにデザインされています。
デバイスの概要ページでは、スイッチに何台クライアントが接続されているか、スタックやハードウェアの状態に異常は無いか、アラートが上がっていないか、といった情報をすぐに把握することができます。

② VSF/VSXの情報
VSFスタックやVSXのトポロジー・ステータスを確認することができます。
↑VSFスタックトポロジー

↑VSXのステータス. この場合はVersion Mismatchが発生している
③スイッチのインターフェース情報 (FacePlate View)
従来のCentralからかなり強化されいてる部分で、スイッチのインターフェースの各種ステータス(Up/Down/Error/Disabledなど)だけでなく、
・どんなデバイスが接続されているか
・VLAN情報
・PoE給電状況
・STPステータス
などを切り替えて確認することができます。

↑近隣デバイスのタイプ別表示
↑VLAN別表示 (A:Access, T:Trunk)
④ アプリケーションの可視化
※ 現在 Aruba CX 6200, 6300, 6400, 8320, 8325 のみ
従来の無線AP, Gatewayに加えて、CXスイッチでもアプリケーション可視化(4500以上のアプリケーションに対応)ができるようになりました。
可視化にあたってはスイッチ側にいくつか設定が必要のため、以下をご参考ください。
Configuring Application Visibility for Switches

↑有線LANクライアントのアプリケーション可視化
⑤接続パフォーマンスの可視化
スタックのメンバやインターフェースを指定して、スループットやクライアント台数を確認することができます。
また<Show Details>を展開すると、各種エラーフレームの発生数やUnicast/Broadcast/Multicastトラフィックのパケット数を確認することが可能です。

New Centralでは、無線LANだけでなく有線LANでも様々なエンハンスがされているので、日々のネットワーク運用管理にぜひお役立てください。
#Blog #Wired
------------------------------
Stephane Kazuki Chartrand
HPE Aruba Networking
------------------------------