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【New Central】Switchのモニタリング機能

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  • 1.  【New Central】Switchのモニタリング機能

    Posted Jun 10, 2025 02:08 AM
    Edited by stephane_ch Jun 10, 2025 02:15 AM

    各所でアナウンスしているNew Centralですが、皆様のお使いになっている環境でもデフォルトページが変更になって、さわり始めた方も多いのではないかと思います。
    今回はNew Centralで更に強化されているAruba CXスイッチのモニタリング機能について一部をご紹介します。

    ① デバイスの概要ページ
    New Centralではできるだけページ遷移なしで、1つのページで必要な情報にアクセスできるようにデザインされています。
    デバイスの概要ページでは、スイッチに何台クライアントが接続されているか、スタックやハードウェアの状態に異常は無いか、アラートが上がっていないか、といった情報をすぐに把握することができます。

    ② VSF/VSXの情報
    VSFスタックやVSXのトポロジー・ステータスを確認することができます。
    ↑VSFスタックトポロジー


    ↑VSXのステータス. この場合はVersion Mismatchが発生している


    ③スイッチのインターフェース情報 (FacePlate View)
    従来のCentralからかなり強化されいてる部分で、スイッチのインターフェースの各種ステータス(Up/Down/Error/Disabledなど)だけでなく、
    ・どんなデバイスが接続されているか
    ・VLAN情報
    ・PoE給電状況
    ・STPステータス
    などを切り替えて確認することができます。

    ↑近隣デバイスのタイプ別表示

    ↑VLAN別表示 (A:Access, T:Trunk)


    ④ アプリケーションの可視化
    ※ 現在 Aruba CX 6200, 6300, 6400, 8320, 8325 のみ
    従来の無線AP, Gatewayに加えて、CXスイッチでもアプリケーション可視化(4500以上のアプリケーションに対応)ができるようになりました。
    可視化にあたってはスイッチ側にいくつか設定が必要のため、以下をご参考ください。
    Configuring Application Visibility for Switches

    ↑有線LANクライアントのアプリケーション可視化

    ⑤接続パフォーマンスの可視化
    スタックのメンバやインターフェースを指定して、スループットやクライアント台数を確認することができます。
    また<Show Details>を展開すると、各種エラーフレームの発生数やUnicast/Broadcast/Multicastトラフィックのパケット数を確認することが可能です。


    New Centralでは、無線LANだけでなく有線LANでも様々なエンハンスがされているので、日々のネットワーク運用管理にぜひお役立てください。

    #Blog #Wired

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    Stephane Kazuki Chartrand
    HPE Aruba Networking
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