大変好評いただいているネットワーク監視ソリューション、UXI(User eXperience Insight)のWindows/MacOS エージェントのBeta版がリリースされ、皆様にお試しいただけるようになりましたのでご紹介したいと思います。
UXIとは、クライアント端末目線で有線・無線ネットワークのみならず、社内外アプリケーションまで快適に使えているかを可視化・監視するソリューションです。何か問題があればアラートと共に自動的に一次トラブルシュートをしてくれるので、無線が悪いのか、DNSやDHCPなどのネットワークサービスが悪いのか、アプリケーションが悪いのかを簡単に判断することができ、ネットワーク管理者にとっては非常に運用負荷を軽減することが可能です。
UXIによるネットワーク健全性の可視化・監視
UXIセンサーをネットワークに接続すると自動的に様々なネットワーク情報を収集し、クラウド上のGUIで確認することができます。
管理者はどこにいてもその情報を確認することができるため、遠隔地にあるオフィスのネットワーク監視にも有用なソリューションです。
また、UXIはベンダーフリーのソリューションですので、ArubaのAP・Switchを使ったネットワーク環境だけでなく、他社製品のネットワーク環境でも可視化・監視が可能です。
UXIについてはすでに日本語フォーラム内でいくつか紹介しておりますので、記事のリンクを貼っておきます。
[UXI] センサーが端末としてネットワークの品質をモニタリング
[UXI] センサーを使ったリモートトラブルシューティング
[UXI] トリアージモードで自動トラブルシューティング
[UXI] Zoomの音声品質のモニタリング
[UXI] Webhookを使ったAlertの通知
[UXI] LibreSpeed でローカル、インターネット両方のスループットを測定
これまで、ハードウェアタイプの製品と、Zebra社のハンディーターミナルに追加するエージェント、それからお使いのAndroid端末にインストールして使うエージェントがありましたが、新しくWindows・MacOSにインストールして使っていただける製品が今後リリースされるに先立ち、ベータ版がリリースされました。
[UXI] Android向けのUXIエージェント
UXI Windows/MacOS エージェントは、HPE Networking Support Portalからダウンロードすることができます。
※要サインイン
HPE Aruba Networking内のUXI Agentダウンロードページ
注意点として、エージェントのインストール後、管理者権限でエージェントを起動していただく必要があります。
MacOSであれば、sudoで起動する形となります。
sudo "/Applications/UXI Agent.app/Contents/MacOS/UXI Agent"
続いて、UXIクラウド上のGUIで取得したトークンを起動したエージェントにペーストするだけでネットワーク監視を始めることが可能です。
UXIクラウド上で、"Setting" > "Sensors&Agents" > "Add" > Select "Agent" へ進んでいただき、トークンをクリップボードへコピーします。
あとは、Windows/MacOSにインストールしたエージェントを開き、トークンを追加します。
下記のUXIヘルプページでもWindows/MacOS版エージェントを紹介しており、エージェントインストール方法や制限など詳細が記載されているので、
ご参考にしていただければと思います。
UXI Agent For Windows & MacOS