ローカルDHCPスコープは、設置環境に合わせて以下の3種類より選択が可能です。
・ローカル
・Local,L2
・Local,L3
具体的な機能の違いは、以下のスライドを参照ください。
また、上記の設定とは別に以下の通り、IAPにプリセットされたMagic VLANを利用することも可能です。
Magic VLANでは細かい制御が出来ませんので、Guest用無線LANなどでご利用ください、
このMagic VLANは、以下のGUIでVLAN 割り当てを「仮想コントローラ管理」「デフォルト」を選択した場合に使用される仕組みです。
Magic VLANの特長は以下の通り。
(1)
AP アップリンクにタグ VLAN の設定は不要
(2)
VC が以下の処理を実施
-DHCP サーバー
-Default Gateway
-NAT
(3)
DHCP スコープは以下のいずれかが自動的に選ばれる
-172.31.98.0/23, DGW (VC) = 172.31.98.1
-10.254.98.0/23, DGW (VC) = 10.254.98.1
※アップリンクのサブネットとバッティングしないように自動選択される
(4)
クライアントからのトラフィックはAP VLAN を経由し、IAPクラスタ内に存在するマスター IAP に転送され、
VC IP アドレスに NAT し、通信を行います。
(5)
Magic VLANは、VLAN ID 3333を使用しています。
Magic VLANで定義されている内容は、以下のコマンドで確認が出来ます。
AP505H# show dhcp-allocation
---------------------/etc/dnsmasq.conf--------------------
listen-address=127.0.0.1
addn-hosts=/etc/ld_eth_hosts
addn-hosts=/etc/ld_ppp_hosts
dhcp-src=172.31.98.1
dhcp-leasefile=/tmp/dnsmasq.leases
dhcp-authoritative
#magic-vlan
{
vlan-id=3333
dhcp-range=172.31.98.3,172.31.99.254,255.255.254.0,12h
dhcp-option=1,255.255.254.0
dhcp-option=3,172.31.98.1
dhcp-option=6,8.8.8.8
IAPのDHCPサーバ機能を是非利用してみてください!