機器やライセンスの追加購入を最小限にする場合は、単純にそのままMobility Controller (MC) とAPを引き継いでご利用頂くことになると思います。
Mobility Conductor (MCR) を追加頂ければ、MCRが6台のMCの設定を集中管理することができ、6台のMCでクラスタ構成を組むことも可能なので、
設定管理、負荷分散、耐障害性の観点でメリットがあると思います。
フロア間の干渉は、吹き抜けなどが無い限り気にする必要はほとんどないと思います。(床、天井で十分減衰されるため)
パターン1:(追加無し)
・7010 x 6, AP x 75 をそのまま使う。フロア単位で終端する7010を分けるのがわかりやすいと思います。
例:フロア1-3 : 7010-01/02(冗長構成), フロア4-6 : 7010-03/04(冗長構成), フロア7-9 : 7010-05/06(冗長構成)
パターン2:(MCRを追加)
・MCR x 2 を追加し、6台の7010を集中管理。6台で1つのクラスタ構成もとれますが、パターン1のようにフロア単位で終端する7010を分け、
複数クラスタ構成の方が、問題があった時の切り分けがしやすくていいと思います。その場合もMCRで設定は集中管理できます
パターン3:(MCRもMCも追加)
・MCを上位機種の7205にし、全てのAPを7205で終端させるのが、最もシンプルです。
この場合は、7205は新規調達になるので、追加購入機器は多くなってしまいます。
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Keita Shimono,
Aruba Japan SE Manager & Airheads Leader
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Original Message:
Sent: Dec 20, 2021 01:16 AM
From: Hideo OHASHI
Subject: Standalone拠点の統合について
Mobility ControllerをActive-Standby Standalone構成で運用している拠点が3か所あります。
(7010×2台+AP25台)×3拠点
このたび、この3拠点を1つのビルに統合する話が出ているのですが、機器やライセンスの追加購入は最小限にしたいと考えております。
幸い、複数フロアに分割して入居する予定ですので、そのまま移設してしまおうかと考えておりますが
フロア間での干渉やARM,Client Matchの動作などで気をつけるべき事や調整すべきパラメータなどありましたらご教示いただけないでしょうか。
または、クラスタ構成等に変更した方が望ましいでしょうか。
とりとめの無い文章ですみません。