久しぶりにIoT系のソリューションのアップデートが社内でもあったので、また改めて色々遊んでいるところです。
年末か年始あたりに面白いソリューションを紹介できるかもしれないので、楽しみにお待ち下さい。
今日は、Arubaのエンジニアが半分趣味で作った「IoT Utilities」というアプリをご紹介します。
アプリの入手は
こちらから。
以前 Node-REDを使い、IoT Gateway (Aruba AP) からのデータをデコードする方法を紹介しました。
IoTからの情報を使って何かアクションするスクリプトとかを作る場合は、このNode-REDが恐らく一番お手軽です。
[IoT] Node-RED を使ってIoT Gatewayからのデータを簡単にデコードただ、それよりもっとお手軽に、ただ単にIoTからの情報をAP経由でどのように取得できるのか、
それをちょっと確認したいな、というだけの時は、IoT Utilities がめちゃくちゃ簡単です。
IoT Utilities は Android用のアプリで、このアプリをAndroid上で動かすことで、スマホがWebsocketのサーバになってくれます。
アプリを起動するだけでサーバになってくれ、さらにAP経由でどう言った情報が取得できるのか、パースされたデータを見ることができます。
IoT Utilitiesの画面はこんな感じです。
WebsocketでAPから送られた情報を簡単に確認できます。
Sensorは情報を送ってきているAP、BLE Telemetry でAPが収集したIoT端末の一覧になります。
試しにBLE TelemetryのEnOceanの詳細情報を見てみると、
RAW DataとしてEnOceanの端末から送られてきている情報(温度や湿度など)を確認する事ができます。
IoT Utilities はあくまでテスト用のアプリなので、これを使って具体的に何かソリューションを構築できるわけでは無いですが、
IoTデバイスの情報を使ったサービスを考える上で、そもそもどのような情報がAruba AP経由で取得できるか、
すぐに確認できるので、是非 IoT サービスに興味がある方はご活用下さい。
IoT Utilities の使い方はこちらにオンラインマニュアルがあるのでご参照下さい。
試して分からないことがあれば、このCommunityでもお気軽にご質問ください。
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Keita Shimono,
Aruba Japan SE Manager & Airheads Leader
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