AIOps Of The Day ! (過去の記事は
こちら)
今回は改めて、ArubaのAIOpsの機能について紹介したいと思います。
ArubaのAIOpsはCentralが提供する、AIを取り入れた運用をシンプルにするソリューションで、
AI Insight,
AI Assist,
AI Search の3つの機能を提供しています。
AI Insight とはAI Insight はネットワークの異常や内在する問題を検知し、対応策までを提示することで、今までのネットワークの監視業務を一新する機能です。
今までのログベースの監視では、ログの解析が必要なため、スキルのある管理者が必ず必要でした。
また、ログの何を監視するのか、アラートを上げる閾値はどうするのかといった課題があり、現場の運用者の経験則に頼った対応をせざるを得ないケースも多かったのではないでしょうか。
AI Insight では、ログを自動で収集、分析し、Arubaが今までに培った経験を基に、対応策までを提示してくれます。特に無線LANに関しては10年以上の専業ベンダーとしての経験を活かしたAI Engineを提供することができます。
また、ネットワーク機器も、オンプレの高機能な機器をそのままクラウド管理型として活用しているため、取得できるログのレベルもとても高いものになっています。
ベースライン比較AI Insight の中でも、特に効果的な機能がベースライン比較です。
これは、同じ管理下の他の拠点と比較したり、他社を含むCentral全体での同規模の拠点と比較した上での異常検知を行うことができます。
機械学習のクラスタリングを取り入れた、AIならではの機能です。
ベースラインについては、
こちらの記事も参考にして下さい。
AI Search とは
AI Search は自然言語による検索機能で、例えば「SSIDの設定方法は?」「問題のある端末は?」といった形で検索することで、
その結果を表示してくれる機能です。
こちらは残念ながら、現時点では英語のみの対応になっているので、検索言語も英語で検索する必要がありますが、
problem clients といったカタコトの英語でも十分利用することができます。
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Keita Shimono,
Aruba Japan SE Manager & Airheads Leader
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