2020年は新型コロナウィルス(COVID-19)の影響で、
昨年までとは異なったスタイルでの生活や仕事を余儀なくされた方も多いのではないでしょうか。
HPEでは、可能な限りお客様先への訪問や自社への出社を避け、
リモートワークを推奨している状況が続いています。
ただ、中には出社しないと会社内の資産にアクセスできないなど、
現状はやむを得ない事情で出社や移動をされている方も多くいらっしゃるのではないかと思います。
リモートから、会社にいるときと同じようにセキュアなアクセスができたら・・・
なんて考えていらっしゃるお客様も多いと聞いています。
そこで今回は、Arubaのリモートワークソリューション(VPN)について、簡単ではありますがご紹介させていただきます。
今回ご紹介するリモートワークソリューションとしては、以下の3つになります。
それぞれのソリューションの特徴をいくつか上げたいと思います。
①IAP-VPN (ブランチオフィスやサテライトオフィス向け)
・拠点に設置したIAPと、コントローラやプライベートクラウド上の仮想GWで安全なVPNトンネルを確立
・イントラネット上のキャンパスAPと全く同じように認証しSSIDやアクセス制御が可能
・拠点内に複数APが必要な場合の増設や故障交換が簡単
②Aruba RAP (スモールオフィスや自宅向け)
・拠点に設置したAPと、コントローラで安全なVPNトンネルを確立
・イントラネット上のキャンパスAPと全く同じように認証しSSIDやアクセス制御が可能
・会社インフラが拠点や家庭に拡張されたイメージで利用可能
③Aruba VIA (デバイス単位)
・端末のソフトウェアと、コントローラやプライベートクラウド上の仮想GWで安全なVPNトンネルを確立
・Android, Apple iOS, Mac OS X, Linux, Windowsに対応
・端末単位での接続、物理APの設置が不要
Arubaのリモートワークソリューションは、
コントローラやAPにファイアウォールを内蔵しているため、
リモート環境のネットワークのセグメンテーションも細かく設定し、セキュアなネットワークのご提供が可能になります。
また、無線だけでなく有線でのアクセスもご利用いただけます。
さらにIAP-VPNやAruba RAPについては、全てのAPをリモート用に利用することができるため、
既存資産の有効活用や、将来リモート用で利用していたAPをオフィス用としてご利用いただくことも可能です。
まだまだ新型コロナウイルスとの闘いが続きますが、
感染拡大防止の1つの対策として、少しでもArubaのソリューションがお役に立てれば嬉しい限りです。
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Daisuke MATSUOKA
Aruba Japan Presales Consultant
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