Arubaの強みはやはり「困った時になんとかなる」かなと思います。
特にWi-Fiは導入から運用に入った時にトラブルゼロになる場合と、環境や端末の課題でトラブルが起きてしまうケースとに分かれます。
トラブルが起きてしまった場合に、トラブルシューティングを的確に実施できることはArubaの強みの1つです。
Centralになっても、そこは変わらず実現しています。
AIOpsなどで、ある程度トラブルを事前に検知したり、原因解析までしてくれるツールも増えてきましたが、
それでもわからないケースはどうしても残ってしまいます。
今回紹介する
ライブイベントは、Centralのダッシュボードから、端末のネットワークアクセスの振る舞いをリアルタイムで確認することができます。
さらに、トラブルシューティング時だけパケットキャプチャを有効化することで、Central経由でキャプチャを取得して確認することもできます。
ライブイベント は、APレベルとクライアントレベルで取得できます。
APレベルは主に無線のログ(電波調整機能など)、クライアントレベルでは、クライアント端末の接続状況を確認できます。
クライアントの詳細ページで「ライブイベント」を選択すると、そのクライアントの接続ログをリアルタイムで確認できます。
パケットキャプチャを有効にするためには、一度トラブルシューティングを停止してから有効化して下さい。
上記ログを見てみると、802.11のAuthentication, Associationから、WPA2のKey Exchange、DHCPによるIPアドレスアサインまでのログを全て確認できています。
どこかでスタックしていれば、リアルタイムにその情報をCentralで確認できます。
キャプチャだけ取得できたり、AIOpsである程度解析できたりというソリューションは出てきていますが、(もちろんAruba Centralもサポートしています)
クラウド管理でここまでリアルタイムにログを確認できるソリューションはまだ少ないと思います。
クライアント接続でトラブルが起きた時は、Centralのライブイベントも是非活用してみて下さい。
#Central #Blog
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Keita Shimono,
Aruba Japan SE Manager & Airheads Leader
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