概要:
local-managementで1960(Stack)を運用している環境で、すべてのメンバースイッチのS/Nを確認したいとき、スイッチが目の前にあればオレンジのタグを引き出して目視確認できますが、リモートの場合は困難でした。この投稿ではSNMPを用いたS/Nの確認方法を紹介します。リモート管理に活用ください。
事前準備: SNMPの有効化
local-managementのGUIを操作してSNMPアクセスを有効化してください。
(1) Switching > SNMP: Global ConfigurationでSNMP Enableを有効化
(2) Switching > SNMP: Community Configuratyionで[+]ボタンをクリックしてcommunity name (public)を追加
(3) Switching > SNMP: 右下の[APPLY]ボタンをクリックして設定内容を反映
目視確認: オレンジのタグ
以下画像の2台の1960をlocal-managementでstackingしています。
取得例: SNMPを用いたS/N情報の取得
スタンダードMIBであるENTITY-MIBに定義されている以下[1][2][3]のobjectsを取得して確認できます。
[1]OID: 1.3.6.1.2.1.47.1.1.1.1.6 (entPhysicalParentRelPos) ,,, こちらはUnit#情報です
[2]OID: 1.3.6.1.2.1.47.1.1.1.1.11 (entPhysicalSerialNum) ,,, こちらはS/N情報です
[3]OID: 1.3.6.1.2.1.47.1.1.1.1.13 (entPhysicalModelName) ,,, こちらはModel情報です
取得結果は以下のとおり。
(end)
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ss39
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