SD-WANの検証で、特にDPSやSaaS Expressの動作確認をするとき、遅延やパケロスをトリガーにパスが切り替わることを確認したくなると思います。
高価なトラフィックエミュレータが無くとも、ラズパイ1つとUSB Ethernet Portがあれば、簡単にWAN エミュレータが作成できます。
bridge-utils というパッケージをインストールし、2つのポートをブリッジ接続してコマンド1つ打つだけで、遅延発生用のブリッジ(ハブ)を自作できます。
あとは、Branch Gateway のアップリンクに、ラズパイを挟み込むだけでOKです。

ラズパイ側の設定は、ググればたくさん出てきますので、そちらをご参照ください。
私はこちらの記事を参考に設定しました。一番シンプルで分かりやすく解説されてると思います。