SD-WANの機能の中でも特に重要なDynamic Path Steering の設定を紹介します。
この機能は、2つ以上のUplinkがある場合に、定められた通信品質未満になると、自動的にプライマリからセカンダリへUplinkを変更する機能になります。
通信品質は、遅延、ジッター、パケロス、使用率の4つをSLAとして設定します。
WAN > ダイナミックパスステアリングで設定していきます。
まずは名前を任意で設定し、対象のトラフィックを設定します。
今回は全てのトラフィックを対象にしていますが、特定のサーバ宛の通信や、特定のアプリケーショントラフィックだけに対象を絞ることも可能です。
Nextでウィザードを進めると、SLAを設定できます。事前設定されたものを選択するか、カスタムで設定することができます。
次に、Uplinkを設定します。プライマリ、セカンダリ、ターシャリのパスを設定できます。
以上で設定は完了です。
モニタリングは、デバイスレベルの概要 > パスの調整で確認することができます。