AIOps Of The Day !
Aruba Central の目玉機能のAIOpsについて、気まぐれに紹介していこうと思います。
まずは AIOps の中で一番よく出てくる "AI Insight"について簡単に紹介します。
今までもClarityの機能で、ネットワーク接続時の問題を、無線接続、認証、DHCP、DNSの状態を可視化することができていました。
ここに、AIの要素を付け加えることで、「どこに問題があるのか」、「何が原因なのか」、「どうしたら改善できるのか」といった、
分析結果を"AI Insight" として提供することができるようになっています。
![](https://higherlogicdownload.s3.amazonaws.com/HPE/MessageImages/7c741ecd0b134d308692da1ea20bbe32.png)
例えば、認証の問題にフォーカスをしてみると、802.1XとPSKで問題が発生し、802.1Xの方がクリティカルであることがすぐに分かります。
![](https://higherlogicdownload.s3.amazonaws.com/HPE/MessageImages/891865e88c72409a8a244cba748cd740.png)
802.1Xの問題の内容をクリックして確認すると、80%はユーザの認証エラー(恐らくパスワードの間違い)であることが分かります。
![](https://higherlogicdownload.s3.amazonaws.com/HPE/MessageImages/c922502ee4084df18589a6026f0b3832.png)
クライアントを紐解くと、どのユーザが影響を受けたのかも直ぐに分かります。
![](https://higherlogicdownload.s3.amazonaws.com/HPE/MessageImages/ee3e1407db624bc9b5c127e3bc8d7988.png)
また、20%は、認証サーバとのやり取りがタイムアウトしていることもわかるので、
どのサイトのどの認証サーバとの接続に問題があったのかも直ぐに確認することができます。
![](https://higherlogicdownload.s3.amazonaws.com/HPE/MessageImages/a06bf6ed03664da88866f77e64f29090.png)
この様に、ログを自分で解析することなく、Centralのダッシュボードを少しみるだけで、ネットワーク環境の問題箇所を特定することができます。
AIOpsを使って、日々の運用の手間をどんどん省いていきましょう!
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Keita Shimono,
Aruba Japan SE Manager & Airheads Leader
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