Bluetooth を使ったビーコン、タグで有名な
Tile の情報もAruba AP で簡単に取得することができるので、
Tile のトラッキングをAruba APを使ってすることができちゃいます!
実際にAruba AP (IAP) を使って、Tile のデータをみてみようまずは、Tileの情報をAPで取得、外部連携ができるのか、
こちらで紹介したNode-REDをWebsocketサーバにして見てみます。
APからデータを送る時、不特定多数のBluetooth Beaconの情報を送らないように、
送る情報をフィルタ設定することができます。
調べてみると、Tile の Service UUID は 0xFEED のようなので、
以下のようにTransport Profile を設定します。
iot transportProfile your-profile
endpointURL wss://your-server/wss/test
endpointType telemetry-websocket
endpointToken yourtoken
transportInterval 60
serviceUUIDFilter FEED <<<< この設定がTile用の設定
Node-RED で見てみると、以下のようにデータが受信できていることが分かります。
RSSIやMACアドレスが取得できていることが分かったので、あとはこれらを使って、
一定以上のRSSIであれば、IN、一定以下であればOUTとして、
特定エリアにTileがいるかいないかを判断したり、IN/OUT に応じてSlackやメールで通知を送って、
子供の見守りサービスを自作する、といったこともできちゃいます。
(自宅にAruba APがある人は一般的には少ないかもしれまえせんが、、、)
今回ご紹介した Tile はあくまで一例です。
また、Bluetooth Tag の情報を集めるだけであれば、専用の低コストの製品もあると思いますが、
Aruba APの大きなメリットは、企業向け Wi-Fi として利用することができて、さらにその上でIoT Gatewayとして活用することができる点です。
是非、Wi-Fi プラスαで Aruba APを使い倒して下さい!
最後に、
Tile のMACアドレスを調べる方法がわかりませんでした。
自分の環境にはTileが1つしか無いので困りませんでしたが、
Tileが複数ある場合、どのTileがどのMACアドレスか分からないと、個々をトラックできません。
大量購入とかすれば分かるのかもしれませんが、そのあたりはTileさんに聞いてみて下さい。
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Keita Shimono,
Aruba Japan SE Manager & Airheads Leader
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