SD-WANの検証で、特にDPSやSaaS Expressの動作確認をするとき、遅延やパケロスをトリガーにパスが切り替わることを確認したくなると思います。
高価なトラフィックエミュレータが無くとも、ラズパイ1つとUSB Ethernet Portがあれば、簡単にWAN エミュレータが作成できます。
bridge-utils というパッケージをインストールし、2つのポートをブリッジ接続してコマンド1つ打つだけで、遅延発生用のブリッジ(ハブ)を自作できます。
あとは、Branch Gateway のアップリンクに、ラズパイを挟み込むだけでOKです。
![Screen Shot 2020-05-19 at 0.30.51.png Screen Shot 2020-05-19 at 0.30.51.png](https://higherlogicdownload.s3.amazonaws.com/HPE/MigratedInlineFiles/d0ee6c1e36e84363af04123aec297d25_486c4bc4f18d45fa99e6e41af9ff4cc5)
ラズパイ側の設定は、ググればたくさん出てきますので、そちらをご参照ください。
私はこちらの記事を参考に設定しました。一番シンプルで分かりやすく解説されてると思います。